花に想う

taki おかみ

2008年01月20日 19:17

花。

蕾のうちに 人は心浮き立ち その花のほころぶのを 待ちに待つ。

咲き誇る時 その花の美しさに 目を奪われ ため息を もらす。

そして、しおれ 枯れゆく 姿を 哀れに思う。

花は花。

人の気持ちの 外に在り

ただあるがままに 己が命を 生き 生きて 朽ちていくだけ。





綺麗な花は それだけで 人の気持ちを和ませ、場の空気を変える。

花は優しく 自分の命と引き換えに無償の愛で 人を癒すのだと言う。

そうだね。そうかもしれない。

でも あたしには 人の期待も賞賛も同情も 関係ね~!と受け流し

ただ ありのままの 姿でたたずむ 強い命に見える。

と言うか そうであって欲しいと願う。

あたしは いつも 花がなかなか 捨てられない。

最期の最期まで捨てられない。

しおれても 枯れても わずかにでも命が残っている間は 

最期まで 見届けてあげなきゃいけない気がするから。

強いしたたかな 命に敬意を表して。



そうそう 女性もよく 花に例えられたりしますが、少々しおれても

捨てちゃだめよぉ~!

えっ?花が咲いたとこ みたことないって?

ぶん殴ってやるぅ~!!! 


http://www.e-hataya.jp/takimoto

http://www.taki-hanten.com/







関連記事